どうして私を残していなくなったの
どうして私より先に逝ったの
馬鹿じゃないのか
ほんと
ふざけるなよ
て、毎回思って
今年もまた、思います
貴女に出逢えて良かった
貴女と親友になれて良かった
貴女と歌えて良かった
今年で、もう7年です
貴女が居なくなってから
まだ、7年です
私は、少しでも貴女に近づけているんだろうか
私は、貴女との約束を、少しでも守れているんだろうか
悩み続けています
今でも、ずっと
そして
今でも、思います
私が代わりに死ねば良かった
もちろん、そんなこと出来ないってわかってます
私が今死んだところで
貴女は戻ってこないってわかってます
口に出したら、怒られることも、わかってます
それでも
貴女は私にとってそれほど大きな存在でした
私は、生きたい
だから、死なないよ
自分から死ぬことなんて、絶対に選ばないよ
でも
それでも
ふと思うんです
どうして私生きてるんだろうって
この世界で
私を必要としてくれる人が
どれだけいるんだろう
お葬式には、行けませんでした
彼女のお墓の前にたったのだって
彼女が亡くなった丁度一週間後の、土曜日
部活を親に内緒でサボって、バンド仲間の彼と一緒に、初めてお墓の前に立ちました
それから
喪失感は
悲しみは
後悔は
消えません
どんなに時がたとうと
どんな人と出会おうと
やっぱり
貴女を探す私がいます
似ている人を見ると
泣きそうになります
死って
怖いよね
ここまで記憶に刻みつけられてしまう
自分が死ぬのは、最近怖くない
でも
周りの誰かがいなくなるのは
酷く怖い
存在が無くなってしまうということが
怖い
私の周りの大切な人たちへ
生きてて下さい
私が死ぬまで
私が死ぬまで、死なないで下さい
貴女達の死は
きっと重くて重くて
私は、耐えられそうにありません
だから、生きてて下さい、
どうか、どうか
辛いのは、もう嫌だ
それでも
こんなこと思ってても
思います
貴女が今、幸せでいることを、願っています
空の上か、この世界のどこかか
何処でも良い
幸せであってください
それが、一番の願い
サイハテ
むこうは、どんな所だろうね?
無事に着いたら 便りでも欲しいよ
扉を開いて
彼方へと向かう貴女へ
この歌声と祈りが
届けばいいな
雲ひとつないような
抜けるほど晴天の今日は
悲しいくらいに
お別れ日和で
ありふれた人生を
紅く色づけるような
たおやかな時でした
たおやかな時でした
さよなら
またいつの日にか
出逢えると信じられたら
これからの日々も
変わらず
やり過ごせるね
扉が閉まれば
このまま離ればなれだ
貴女の煙は
雲となり雨になるよ
ありふれた人生を
紅く色づけるような
たおやかな時でした
たおやかな時でした
さよなら
さよなら
さよなら…
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