死ぬまで君が好きだと
嘯くのは簡単すぎる
君は騙されたフリをして
僕に笑顔を見せるから
僕も嘯いたフリをする

僕達はこのまま
スパイラルに取り込まれた運命みたく
永遠廻り続けるしかないのだろうか

二人共笑顔なのに
心は軋んでる


――――――――――――何故

[0回]

色が消える
僕の前から

幻想的な虹色が輝いてたはずだ
君がいないだけで
こんなにも呆気なく
僕の世界は崩れ去る

だから
君はいかないで
僕の側から
消えないで

世界の色が消えると同時に
君の色さえ
記憶から消え去ってしまうから

[0回]

お願いです
あなただけは私の元から去らないで

独りはもう嫌



寂しいのは
もうたくさんだよ

[0回]

幸せな時間は続かない
幸せであればあるほど
その次には深すぎる闇が大口を開けて待ちかまえている

深い深い闇の中
光が見えたかと思えば見失う

[0回]

気づいたときには
あなたはもう遠かった
私じゃない人を
目で追いかけてた
なんて残酷なの
やっと気づいたのに
あなたにはもう届かない

私はあなたの悩みを聞いて
話せるだけで十分だと
心が軋む音を無視して
私の頭に言い聞かせる

ほんとは
十分なんかじゃないよ
愛したいよ
愛してほしいよ

ねぇ
気づいて

あぁ
気づかないで

愛して
私を

話せれば良いの
それだけで十分

嘘

ほんとは

あなたが欲しいのに

あなたが愛しいから

あなたを手に入れられない

なんて悲しい矛盾の嵐

なんて裏腹な


エゴイズム

[0回]

痛いのは僕なのに
どうして君が泣くの
僕の望みは
君が泣かないことなんだよ
だから
ねぇ
君は笑っていて
僕のために笑っていて
いつかこの命果てるときも
それが
君のためであれば嬉しい

[0回]

臆病な僕は偽りの中
嫌われたくないから
優しくするんだ

素の自分を受け入れてくれないなら
そんな友達いらないのに
そう思ってるはずなのに
昔感じた悪意が
目線が
独りが

まだ、怖くて

情けないな
愚かしいな

そんな偽物
いつか壊れると知っているのに
歯車はいつかおかしくなると知っているのに

いつもその偽物を作り出すのは
偽物を恐れる僕自身

[0回]

人混みは嫌いだ
気持ちが悪くなるから
雑音は嫌いだ
あたしの思考を邪魔するから
汚い空気は嫌いだ
息が詰まるから
人間が嫌いだ
私の中に踏み込んでくるから

結局のところ
都会は私の好きな場所じゃない

それでも此処にいるのは
自分の信念のせい
そして
周りにいる友達のおかげ

自分が独りで生きているなんて思っちゃいない
独りだったらとっくに逃げてる

都会は
嫌いだ

独りは
楽だ

[0回]